ボーイなりたては時給が低い

「ボーイは稼げる！」といっても、やはり入店したての頃は時給が低いです。
お店を構えているリッチにもよりますが、大体「時給1,000円からスタート」というお店が多いと思います。
「この時給なら牛丼やの夜勤でもやってたほうがいいんじゃないか」と思ってしまうかもしれません。

普通なら、お仕事内容はきついのに給料は安いなんて、誰もやりたがらない職業です。
しかし安心してください。
他のお仕事とは違って、キャバクラのボーイはとてつもなく出世が早い職種なのです。
おそらく世にある職業の中でも、屈指のスピード感があると思います。

頑張れば頑張るほど昇格していく

ナイトワーク業界は、実力主義の世界です。
できる人間はどんどん出世し、できない人間は気づけば辞めていきます。
こう表現すると厳しすぎる世界だと思われるかもしれませんが、実はボーイとして成功を掴む秘訣は単純明快です。
ただただ真面目に頑張ってお仕事に取り組みましょう。
ただそれだけで勝手に昇格していきます。

ではそれなりに早く出世したボーイの例をあげてみましょう。
まず入店して2週間で、見習いから平のボーイに昇格しました。
そこから1ヶ月で真面目な働きぶりを認められ、キャバ嬢の付け回しを任されるようになります。
この辺りで時給から月給制に移行するお店もあるようです。
その3ヶ月後、他店舗の店長が独立し、自分のキャバクラを立ち上げることが決まり、お店を辞めてしまいました。

勤務態度を評価されたそのボーイは、次の店長が正式に決まるまで、臨時で店長代行を務めることになります。
4ヶ月後、新しい店長への引き継ぎを済ませ、元のお店に戻ることになりました。

ここでボーイのまとめ役とも言えるマネージャーに抜擢されます。
マネージャークラスになると、年収にして500万円を超えてくることも珍しくありません。
ここまで出世すれば、店長職の空きが出た時点で即昇格することができるでしょう。
普通の会社ではあり得ないことですが、キャバクラならこの程度のスピード出世は日常茶飯事です。

店長クラスになると固定給+歩合給が入る可能性大

そして店長にさえなれれば、年収は1,000万円に手が届き始めます。
店長のお給料の内訳はお店によって様々ですが、固定給だけで毎月40〜50万円程度になることが多いようです。
そして大量の歩合給がつきます。

まず時給制で働いているキャバ嬢があげた売上の数%〜10%、お店の売上全体の1%前後が転がり込んでくるのです。
キャバクラは自分の実力次第で、いくらでも出世できる夢のような職場といえます。
20代前半で年収1,000万円は達成できる現実的な目標です。